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投資って何

岸田首相は資産倍増計画を打ち出して、貯蓄から投資を促しており、前に話題になった年金2000万円問題にしても、金融庁が高齢世代に投資を促すことが目的で、そんな報告をしたのがきっかけだった。

政府が推奨するほど、投資って儲かるんだろうか?

自分は打ち出の小槌じゃないんだから、今の時代の人が投資で儲かるんなら、未来の人が損するんじゃないかと思う。だから投資をやるにしても今の時代の人は恵まれていると思う。

FIREなんて暢気なものである。仕事を早くやめて、例えば1億円の資産があったら、年4%で資産運用して、それで得た運用益の400万で生活して資産は減らさないという発想だが、そんな事が可能なのも今の時代が恵まれているからである。

 

それにしても資産倍増計画といって、資産のある奴はいいけど、資産のない奴はどうするんだ。日本で統計をとると大体4分の1が金融資産ゼロの世帯だったりする。そんな世帯は投資で資産を増やそうとしてもできないのであるから、また格差が拡がるだけである。

アベノミクスはトリクルダウンを狙っていたらしいがトリクルダウンなんて起きるわけがない。トリクルダウンとは富裕層がさらに富めば、経済活動が活発になり、貧しい層にも富が行き社会全体の景気もよくなるということだが、たとえば、かぶ1000である。かぶ1000は「貯金40万円が株式投資で4億円」「賢明なる個人投資家への道」の著者であるが、こんなに金を持ってても、スーパーで値引きされるのを待って弁当を買うような奴である。しかも、そんなことを自慢げに本に書いている。

大体、投資家なんて社会の何の役にも立たないんだから、せめて金を使うのが社会貢献だと思うが、かぶ1000はそんな気は全くない。しかもかぶ1000は働いたことがないろくでなしで、袋叩きにしてもいいような奴である。

その他でも投資で儲けた奴は昼飯にカップ麺を食べるような奴らばかりで、金を使わないから、トリクルダウンなんて起きるわけない。

エッセンシャルワーカーが可哀想である。たいした賃金を貰ってないのに仕事は大変で、それなのに投資家は社会の何の役にもたたないのに、金だけはバカみたいに持ってたりして本当に世の中って何なのかと思う。

資産倍増計画って、どうなのかと思う。何もしないで、ただ金だけは増えていくなんて褒められたことなのか?金のない連中は資産が増えないから格差が広がるだけだし、資産を増やした連中も金を使わないから景気がよくなることもないと思う。

高度経済成長の時の所得倍増計画だったら、資産のない人もみんな喜べたからよかったけど、資産倍増計画はちょっと違うだろうと思う。